虫よけ効果のあるハーブとスパイス、おすすめの使用方法

brown leaves on black and brown stones ウェルネス
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晩夏の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

晩夏と申しましてもまだまだ暑さが続いておりますね。熱中症等には十分お気をつけ下さいませ。

さて、今回は熱中症対策と共に是非とも気を配っていただきたい蚊よけ対策についてお伝えしたいと思います。

蚊は様々な伝染病を媒体し、歴史を振り返ってみても人類を幾度となく危機に陥らせてきました。

地球温暖化に伴い、今後ますます蚊を媒体とした伝染病増えてくることが予想されます。

強力な殺虫剤や蚊取り線香もございますが、できれば体に負担の少ない虫よけ対策を行いたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

虫よけに効くハーブとスパイスの中から、有効性の高いものをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

成分にアレルギーをお持ちの方、持病をお持ちの方、小さなお子様や妊婦さんがいらっしゃるご家庭は事前にお調べになり、

お気を付けてご使用されて下さい。

犬や猫を含むペットは禁忌が多いですので十分ご配慮下さい。

取り扱いに十分気をつけて、楽しく虫よけ対策を行いましょう!

丁子(クローブ)

丁子の歴史は長く、紀元前から殺菌や消毒、薬膳、香料等、様々な用途で使用されてきました。

精油はゴキブリや蚊よけにも非常に優れている他、デング熱、黄熱病、チクングニア熱、ジカ熱の原因となるウイルスを広めるネッタイシマカに対して有効であることが近年の研究により分かっています。

使用する際は、精油にされたクローブオイルが使用しやすいと思います。

(使用方法)

スプレーにして使用する場合は、全米ホリスティックアロマテラピー協会(NAHA)によると、水1オンス(約28.5cc)あたり10~15滴使用することを提案しています。

皮膚刺激があるので人体に直接使用することはおすすめできませんが、蚊が好む水回り等に使用されると良いと思います。

同じく抗菌作用や虫よけ作用のあるスパイクラベンダーの精油との相性も良いので、一緒に使用されてみて下さい。

清涼感のあるスパイシーな香りがします。

クローブは虫よけになることから刺激も強いので、スパイクラベンダー3、クローブ1の割合で試されるのが良いです。

余談ですが、中世ヨーロッパではフルーツポマンダーという、オレンジにクローブをたくさん刺したものをペスト除けのお守りにした歴史があります。

現在でも12月になるとその名残、子供たちがオレンジにクローブを刺して模様を作る風習が残っている国もあります。

【参考文献】
Elsevier, Science Directより

ペパーミント

ペパーミントは紀元前より食用や装飾、薬草として使用されてきた歴史があり、古くから人々の生活に欠かせないハーブです。

ペパーミントの葉から抽出された精油は、ネッタイシマカの幼虫及び成虫に有効であることが様々な研究により分かっています。

(使用方法)

ペパーミントのアロマオイルをアロマディフューザーにて使用されたり、コットンなどに精油を数滴使用して通気性の良いリネンや綿素材の袋に入れて防虫剤代わりに使用できます。香りが弱まっってきたら再度滴下します。

私の自宅では、ガーデニングの際に新鮮なペパーミントを茶香炉やアロマポットのお皿に入れて蚊よけのために焚いて使用しています。

【参考文献】
Elsevier, Science Directより

タイム

今回ご紹介するハーブの中では一番ご家庭で使用しやすいハーブではないかと思います。

その薬効は紀元前から知られており、防腐剤、薬草、料理、儀式と様々な用途で使用されてきました。

ヨーロッパの薬局で売られている長引く咳を緩和するメディカルハーブティといえば、タイムが定番です。

そんな万能薬のタイムですが、虫よけとしてもやはり優秀です。

タイムのアロマオイルは揮発性が高く、蚊よけ剤として長くは持ちませんが、研究により、マラリア、フィラリア、黄熱病を媒体する蚊などのベクターを60〜180分間撃退することが分かっています。

(使用方法)

ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーとタイムを一緒に麻紐で束ねたスワッグをキッチンに吊るしておくと、

虫よけにもお料理にも使えて一石二鳥です。

タイムもまた茶香炉やアロマポットのお皿に入れて焚かれると良いですし、

乾燥したスワッグは捨てずに、アウトドアイベントの際に火で焚くと良いです。煙が虫よけになりますので、乾燥したスワッグの先に火をつけ、炎をすぐに消して使用します。

火の取り扱いには十分気を付けて、煙を直接吸い込まないように気を付けましょう。

リツェアクベバ(メイチャン)

和名はアオモジ。日本(九州、沖縄)、台湾、インドネシア等が原産のクスノキ科の落葉小高木で、香りはレモングラスに似ています。

リツェアクベバのアロマオイルもネッタイシマカに対して高い忌避効果があることが近年の研究により分かっています。

(使用方法)

アロマディフューザーで使用する方法が一番おすすめです。

抗菌、抗ウィルス効果も高いので、お掃除や空気の浄化にも適しています。

ココナッツオイルも若干の忌避性があることが研究により分かっており、私は個人的にココナッツオイルをキャリアオイルとして、

リツェアクベバのアロマオイルと混ぜ、虫よけ剤として塗布しています。

【参考文献】
Elsevier, Science Directより

パチョリ

別名を藿香(かっこう)といい、古くからお香、漢方、虫よけ等に使用されてきました。

葉と茎を乾燥させたものを使用します。ウッディでオリエンタルな香りが特徴です。

他の香料の香りを引き出す効果があり、お香を作成するために原材料としてよく使用されます。

パチョリのアロマオイルはタイムと同じく、マラリア、フィラリア、黄熱病を媒体する蚊などのベクターを60〜180分間撃退することが研究により分かっています。

(使用方法)

アロマディフューザーで使用する方法がおすすめです。

原材料としての良質な藿香が入手可能であれば、香りのもちが良いので、通気性の良いリネンや綿素材の袋に入れて防虫剤代わりに使用できます。

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