マグダラの聖マリア聖人の日のミサ 2024年

光の旅
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7月22日、マグダラの聖マリアの聖人の日のミサに参加いたしました。

今年も多くの国からたくさんの方が訪れており、様々な国の言葉で参加されておりました。

9時30分に、聖遺骨が洞窟教会の下のHostellerieを出発します。

聖遺骨は普段洞窟教会に置かれておりますが、ミサの日は修道士の方がHostellerieまで大切に運んで来られると、昨年のミサの時に伺いました。

途中数か所でドミニコ会の修道士の方のお話を聞きながら、洞窟教会へと登っていきます。

森の中に差し込む日の光と共に、美しい讃美歌がこだまします。

洞窟教会へ到着すると、11時からミサが始まります。

貴重な振り香炉で乳香が焚かれ、場を浄化し、祈りを捧げます。

下の写真の先頭にいらっしゃる修道士の方が持っていらっしゃるのが降り香炉です。

神父さんは一番後から入って来られます。

洞窟教会に響く讃美歌のエネルギーと乳香の香気、入り口に咲き誇る深紅の薔薇の香りが、中世の世界へといざない

当時ここを訪れた人々の記憶と共に鮮やかな映像となって一気に流れ込んできました。

一緒に来た息子たちが歌っていたので、古い讃美歌を知っていることに驚いたら、

以前通っていた学校の音楽の時間に習ったのだそうです。

日本で雅楽を習う感じでしょうか。

登っている途中でどこから来たのか尋ねられることが多いのですが、日本であると答えると、何人もの方から日本はスピリチュアル的に重要な役割を果たしている国ですね、と言われました。

自然と共に生きてきた私たち日本人にとっては、森羅万象は自然なことで、宗教とも結びつけやすいように感じます。

その感覚は日本独自で、美しく、哲学的でもあり、そのような感性が末永く続いていくことを願いました。

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