パリのマドレーヌ寺院

光の旅
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パリ8区は、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エリゼ宮、コンコルド広場など、多くの観光名所があります。

そのコンコルド広場のすぐ近くに、マドレーヌ寺院があります。

外観は教会のイメージとは異なり古代ギリシャの神殿のようで、寺院と言われなければ分かりません。

本来、18世紀半ばにルイ15世によりマグダラの聖マリアのための大きなドーム型の教会が建設される予定でしたが、

フランス革命により建設途中で延期されてしまいます。

フランス革命に勝利したナポレオン・ボナパルトがフランス軍の栄誉を称えてこの教会を使用したことから建設が再開されます。

その後紆余曲折を経て最初の教会建設プロジェクトに戻り、19世紀半ば、多くの芸術家、建築家の手により現在の寺院が完成しました。

しかし困難な時期を経て完成したものの、現在も常に修復作業が行われています。

上のお写真の彫刻は最後の審判を表し、その下の“D.O.M. SVB. INVOC. S.M.MAGDALENAE”は、

「マグダラの聖マリアの祈りの下で、非常に善良で非常に偉大な神へ」を意味しています。

内観は大きな十字架や鐘楼、翼廊などはありません。

開かれた空間の正面にはマグダラの聖マリアの歓喜の像が置かれ、訪れる人々を異なる空間へといざないます。

荘厳なパイプオルガンは建設当初に置かれ、19世紀初めに修復されました。

サンサーンス、ガブリエル・フォーレなど著名な作曲家が歴代オルガン奏者を務めています。

クラシック音楽のコンサートがよく開催されていますので、訪れる方は荘厳なパイプオルガンの音色を聴く機会があるかもしれません。

さて、訪れた時に感じたエネルギーですが、こちらの寺院だけではなくパリ全体に共通しているのですが、

天使の気配がとにかく多いということです。

この寺院ももちろんマグダラの聖マリアのエネルギーを感じるのですが、どちらかというと天使のエネルギーの方が強く感じました。

おそらくこちらを訪れる人々に必要なエネルギーが天使なのでしょう。

マグダラの聖マリアと天使、双方の美しく澄んだエネルギーが上手く下のお写真の空間に調和し、

訪れる人々に慈悲と癒しを与えているように感じました。

パリ訪れる際はマドレーヌ寺院へもぜひ足を運ばれ、旅の途中のひと時の安らぎと癒しを感じてみて下さい。

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