11月11日は聖マルティヌス祭でもありますが、スピリチュアル的にも新しい道を歩き始めるのにふさわしい日と言われております。
この日に降りてきた年明けのビジョンは「洗練」。
年明けまでの流れと過ごし方について少しお話ししたいと思います。
エネルギーを読み解くと、今年は世界的に見ても陰陽の陽のエネルギー、火のエネルギーが過剰な年だったように思います。
その影響により、月や水に関わる場所のエネルギーが乱れたり不足したりと安定せず、グラウンディング力が求められました。
日本で古の神々がそわそわと動いているのは、この影響も少なからずあったのではないかと感じています。
バランスをとる
陰のエネルギーが強い冬至が師走にやってきます。
夏至、冬至は陰陽が転化する時で体調を崩しやすい時期でもありますので、
慌ただしい中でもいかに心身のバランスを取ることができるかが鍵です。
多忙を極めている方は、どこかで必ず一人静かに落ち着ける場所で過ごせる時間を取るようにして下さい。
外出している途中に神社や寺院などに行かれて境内を歩きながら心を鎮めたりするのもおすすめです。
茶道、書道、香道などをされるのも良いと思います。
生活の中に「静」の時間を取り入れて下さい。
楽しくお酒を飲む機会が増える時期ですが、スピリチュアル的には天界との繋がりが曖昧になり、
陰陽のバランスがしっかり取れていない方や、地に足のついていない方は、
よからぬ気が入りやすくなってしまいますので、飲む日と飲まない日をしっかりと分けましょう。
飲まれる場合は、できるだけ良い土地の良い品質のお酒にされて下さい。
忙しい日々の中でも、まずご自身を大切にされて下さい。
必要のないものを整理する
冬至に向かうこの時期は、様々な問題と向き合い、整理するのによい時期ですので、この時期を上手く利用して下さい。
「必要のないものを整理する」とは、身の回りの物だけではなく、無理してお付き合いをしていた関係や仕事、
健康を阻害している習慣なども当てはまります。
手放せない感情や上手くいかない物事は、そこに向き合わなければならない自身の問題が隠れています。
そのことに気づかせるための学びが、過去を振り返る中で幾度もあったと思います。
中には厳しい学びもあったことでしょう。
整理して手放したところに新しいエネルギーが入ってくるので、是非陰陽が転化する冬至までに今一度ご自身と向き合い、内なる声に耳を傾けて下さい。
また、年明けから新しい道を歩き始めるという意識を持って、自分自身の成長や目標に向かって努力することも大切です。
努力というと習い事など、外に目が向きがちですが、今の時期はご自身の内面と向き合い、自分自身についてよく知る努力が先決です。
自分の本当の望みや夢を感じることに繋がっていきます。
洗練
年明けのビジョンで降りてきた「洗練」という言葉ですが、外見ではなく内面のことを指しています。
内面から洗練された美しいエネルギーを発することで自然と幸運を引き寄せる、というようなビジョンです。
凛として美しいエネルギーは、自然と良いエネルギーを引き寄せます。
この洗練のエネルギーは何年、何十年と生きてきた中で培われますので、これからどのように生きるか、が鍵となります。
皆さんは凛と美しく生きていますか?
風の時代と呼ばれる新しい時代には、そのようなエネルギーをまとった方が増えていくように感じています。